FRピラティスの効果
FRピラティスとは
FRピラティスとは、理学療法士である中村尚人氏が考案した
「フォームローラー」を使用したピラティスメソッドです。
フォームローラーの特性による適度な抵抗感とサポート、マットエクササイズという少ないスペースで行える手軽さを実感することができます。ピラティスに医学的視点を取り入れて、より理論的根拠に基づいたアプローチで、機能的な動作へ導くこともFRピラティスの特徴です。
ピラティスとの違い
通常のピラティスと違い、FRピラティスはフォームローラーを使用します。
フォームローラーの「不安定さ」「刺激」「重さ」が、エクササイズを行った時の感覚のフィードバックを得やすいため、適度な抵抗と補助を得ながら、初心者の方でも比較的分かりやすくエクササイズを行うことが可能になっています。
ピラティスとヨガの違い
ピラティス
ピラティスは、マット上で動いたり、マシンを使ってインナーマッスルを中心に鍛えていくことを目的としたエクササイズです。そして、呼吸はピラティス呼吸(胸式呼吸)で行います。身体のバランスを整えていくことが目的のピラティスにおいて、胸式呼吸をきちんと行えているかどうかも、効果を実感するために重要な要素です。
インナーマッスルを鍛えることで体幹を強化することで全身の筋肉のバランスを整え、背骨や骨盤の位置を正しく整えて姿勢の改善を行います。骨格のゆがみや筋力不足を効果的に解消していくことができるのがピラティスです。
ヨガ
一方で、ヨガは呼吸に合わせてさまざまなポーズをキープする、腹式呼吸を意識することで瞑想の状態を作り出し、精神統一や心の安定といった精神面へのアプローチを目的としています。
ポーズのキープによってストレッチの効果を得ながら、腹式呼吸で副交感神経を活発化させてリラックスやストレス解消の効果も期待できるエクササイズがヨガです。
つまり
どちらも呼吸と運動を組み合わせたエクササイズですが、ピラティスはボディメイクやトレーニング、ヨガは精神面の安定をより効果的に実現することが目的となっています。
FRピラティスで
得られるベネフィット
コア・インナーマッスルを実感しつつ、機能的な筋肉の動きを引き出せる
フォームローラーを使用することで、動きのサポート、負荷・抵抗を利用し効果を実感しやすい
少ないスペースでも、正確なエクササイズを行うことが可能
人の動きの基盤となる、姿勢や歩行を重視したエクササイズが多く、本来の身体の機能を引き出せる
エクササイズのバリエーションが多く、症状別やシニア・キッズ・マタニティなどの対象者別にも考案されたエクササイズがあるので多くの方が実践できる
FRピラティスの効果
姿勢や骨盤の歪みを矯正
日常生活で歪みが生じやすい骨盤や背骨など骨格の正しい位置へと戻すことで、身体の不調を改善していきます。
代謝の向上でダイエット効果
ピラティスを継続していくことで、血行促進や代謝の向上し、脂肪燃焼効果につながるため、痩せやすく太りにくい体質づくりを行います。
筋肉の緊張をほぐす
筋肉が緊張すると、身体の全体が硬直して呼吸がしにくく感じたり、怪我をしやすくなります。ピラティスには筋肉の緊張や硬直をほぐす効果があります。
リフレッシュ効果がある
動作を繰り返すことにより、交感神経を活性化させるので、頭がスッキリして心や体が軽くなり、リフレッシュできます。
血流の流れを良くする
骨盤周りの歪みを調整することで、血流を良くできるので、むくみ解消や冷え性の改善にも効果的です。
内臓の位置を戻す
重力の影響を受け、下がってしまう内臓を本来の位置に戻します。ポッコリお腹の改善や身体の不調改善に繋がります。